初めまして。構造計算シェルパの古宮亮です。
私は構造設計一級建築士として、26年で400棟以上の建築構造に携わってきました。
その過程で、元請け建設会社から構造計算を要求されて困っている建材営業マンが多いと感じています。
このページを開いて下さったあなたも、きっと同じ思いや経験をお持ちでしょう。
でもご安心ください。次の文章を読めば、構造計算が実はカンタンなルールに沿ったものであると理解し、
明日から構造計算に対する不安がなくなるかもしれません。
なので、ぜひあと3分間だけ時間を取って読み進めてください。
2007年の建築基準法改正以降で、建材にも構造の安全性が根拠を持って求められる様になりました。
それまでは建材への構造的安全性については不問でしたが、それからというもの、
元請け建設会社に建材の安全性を検討するよう求められる事例が多くなりました。
そこで、巷にある構造設計事務所をインターネットなどで検索して問合せをしても、
色よい返事がもらえない…。
とこぼされる建材会社の担当者の声も多く耳にしました。
それもそのはず、じつは建築の構造設計者は柱や梁とか床の構造計算は行えても、
建材の構造計算は経験がほとんどないので、見当がつかないのです。
また、計算自体をコンピューターに依存する構造設計者が多いので、
手計算での対応が出来ないというのが実状です。
そうなると、元請け建設会社から『安全性を証明できないなら建材の取引は行わない』
と言われ「ドキッ」としたり、
検討費用を負担される代わりに大幅な減額を要求されないかハラハラして、
打合せに臨んだりしなければなりません。
では、どうすればよいのでしょうか?
例えば次のような方法があります。
自社で構造計算自体を行えるようにするか、構造計算自体を自社で行えなくとも
常に相談できるブレーン的存在(アドバイザー)を持つことです。
実際に、同業他社にも差別化しようと構造計算自体を習得しようとする会社は存在します。
しかし、少し学んだぐらいで習得できるほど構造計算は簡単ではありませんし、
専門家を雇用するにも相当の人件費がかかってしまいます。
常に相談できる外部のブレーン的存在がいれば便利ですが、
建材の構造計算が得意な人は少なく、困ったときに相談に乗ってもらえるとも限りません。
建材営業マンに必要なこと
そもそも、必ずしも構造計算を自分ができる必要はありません。
構造計算を行った検討書を見て、何がどこに書いてあるのかさえ理解できれば
元請け建設会社との交渉は十分に行なえます。
建材営業マンに必要なことは、構造計算を習得することではなく、
構造計算の基礎知識を理解して、検討や交渉ができるようになることです。
また、構造計算の基礎知識を持つことができれば、
元請け建設会社や設計監理者を上手に利用することもできるので、仕事が捗るようになります。
例えば、元請け建設会社に、「この建材の荷重はこれで大丈夫なのか?」と聞かれたとします。
そこで必要な対応は、「すぐに確認します!」と言って荷重について必死に調べ上げることではなく、
「確認しますので、まず荷重条件を教えて頂けますか?」と逆に聞き返すことです。
荷重条件は元請け建設会社にしかわからない、という基礎知識があれば、
無駄な作業で頭を悩ますこともなくなりますし、スムーズに交渉ができるようになります。
そして、もしこのような建材営業マンに必要な「構造計算の基礎知識」を
まとめて知りたいということであれば、
11月29日(水)18:30~19:30に開催する
『建材営業マンが明日から使える構造計算の基礎知識セミナー』
はきっと役に立つはずです。
たったの1時間で、構造計算とは何か?その正体を明らかにしてみせます。
セミナーでは、次のような内容をお伝えします。
- 構造計算とは何か?その正体
- 構造計算の具体的な4つの作業
- 構造計算は9割がた荷重で決まる!
- 構造計算を外注して売上アップする方法
- シーン別、減額要求されない交渉術3選
このセミナーを受けることで、今まで理解不能だった構造計算書に
書かれている事が読めるようになります。
また、構造計算を的確に外注できるので、一方的な減額の要求が減らせます。
そして、価格交渉になっても引けを取らないで交渉に臨めます。
こちらのセミナーは構造設計一級建築士としての26年の実務経験を
もとに作り上げた、とても実用的な内容です。
13年非常勤講師を勤めた大学でも、一部同じ内容の講義をしましたが、
一般の学生から『わかりやすい、この様に最初から教えてほしかった』
と好評を得ていますし、わかりやすさにも定評があります。
一度、構造計算の基礎知識をインストールできれば、
ずっと使える価値が高い内容であることは保証できます。
セミナー受講後には
- 構造計算の基礎知識を得ることで、計算への恐れが無くなる。
- 元請け建設会社との打ち合わせに際して不安が減る。
- さらに、価格交渉となっても追加費用を堂々と請求できる。
気になる価格は?
1人でも多くの構造計算未経験者に参加してもらって、構造計算を知ってもらいたいので、
今回はたったの3,300円(税込)で参加できることにしました。
構造計算の専門書を2~3冊購入して10,000円程度です。
これを自分で読んで勉強する代わりに専門家の私がエッセンスをまとめてお伝えします。
参加人数も1回たったの5名までに制限しています。
いつ席が埋まるかわかりませんので、興味がある方はすぐに申込みください。
構造計算という専門性の高いテーマを取り扱いますので、
なるべく参加者に合わせた解説ができるように、十分フォローが行き届く人数に制限しました。
この様な方にはおすすめできません。
- 話を聞きいただけで構造計算が出来ると思っている方。
- 元請け建設会社や組織設計事務所に勤務されている方。
- 単なる興味本位だけで目的意識の無い方。
この様な方はぜひ来てください。
- 元請け建設会社や組織設計事務所から構造の無理難題を言われて困っている方。
- 構造に関する相談先が無く、行き詰まり感を持たれている方。
- 構造計算は出来なくとも、その成り立ちは理解しておきたいと思う方。
- 構造計算に興味があり、交渉術の一つとして構造計算の基礎知識を得てスキルアップしたい方。
建材営業の仕事は、自社の製品を安全安心に提供して発注者や元請け建設会社に喜んでいただくことです。
建材も建築を構成する部材の1つであり、自然環境から内部空間を守る大切な役割があります。
建材にも安全性の検討を要求されることは増えてきており、対応は差し迫ってきています。
このセミナーを受ければ、元請け建設会社あるいは設計監理者からの構造に関する要求に
正面から向かい合えます。
今まで耳にしてきた構造に関する意味不明の専門用語が、理解できるようになります。
1回5名限りです。この機会を逃さずに構造計算の基礎知識を得ませんか。
セミナーでお待ちしています。