他の人は、構造計算をどうやっているか?

好奇心を持って「やり方のバリエーション」を増やす

いま、あなたのお仕事でも趣味でもいいです。同じことを行っている人がいますよね。

その人たちのやり方について気になったことはありませんか?

例えば、テスト勉強のやり方。テスト点数の高い人は、どのような勉強をしているのか?と気になったことはありませんか?

やり方は色々あって「これが正解!」というのは、ほとんどの物事で存在しないと思ってます。

こういう答えのないことを扱うときには「好奇心」を忘れないようにしたいものです。「好奇心」すなわち、「他の人は、どうやっているか?」という視点です。

構造計算をマスターしようとしているときにも、好奇心を保ちましょう。同じく学んでいる人と知り合いになったのならば、

  • 読んでいる本
  • 使っているソフト
  • 持っている規準書の冊数

などなど・・

立場の同じ人がどういう学び方をしているかを聞いたり、観察することも、自分にとって大いなる刺激になります。

そこで大事なのは、「相手が持ってて自分が持ってない」という優劣で比べたりしないこと。

やり方のバリエーションを見つける/増やす意識を持って下さい。やり方のバリエーションが自分の中に増えていくことで、色々と試すことが出来ます。

「覚えていく感覚」に伴う行動を繰り返す

あなたも今の仕事を覚えていくときに誰かに教えてもらったことと察します。その「覚えていくときの感覚」を少し思い出してみて下さい。

教えてくれる人の所作や作業手順を、目に焼き付けるようにして記憶していきませんでしたか?

それか、たくさんのメモをとって身につけてきたかもしれませんね。

構造計算をマスターしていく上でも同じ要領で行いましょう。

先輩や上司の構造計算の進め方をじっくりと観察してみましょう。構造計算書を見る機会があるならば一語一句を読み尽くす感じです。

そうして見ることを繰り返しますと、「これは!」という参考になるポイントが1つ2つは見つかります。このポイントを丸ごとトレースするようにして覚えましょう。

構造計算のスキル、進め方に著作権は存在しません。(ただし、マナーは守りましょう。)

良いところはどんどん取り入れて、自分の技術に変えていきましょう。