古宮のプロフィール

構造設計一級建築士/一級建築士



/構造計算適合判定資格者

古宮亮

1970年愛知県豊田市生まれ

中部大学大学院建設工学専攻博士課程前期修了(工学修士)
1996年より様々な組織で多種多様な建築構造設計に従事。
2010年より愛知産業大学非常勤講師。
2020年に「構 設計企画室」を設立、代表を務める。

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経歴

学生時代は建築計画(意匠)専攻でした。根っからの建築好きで、設計事務所以外への就職は選択肢にありませんでした。

設計事務所に就職して1年目で一身上の都合により構造設計事務所へ転職。
そこで出会った「構造計算の師匠」のもとで7年間、実務を行いながら構造計算を習得しました。構造計算をシンプルに捉えること、構造計算への向き合い方を叩き込まれました。

2003年からは同じ建築業界の構造設計という分野の中で合計で7回職場を替えました。
実に様々な構造計算で経験を積み、転職の度に年収アップ(修行時代の3倍)を実現しました。応用できる構造計算スキルを持っていることが強みになると実感しました。ある超大手建設会社のスカウト面接では「あなたは構造計算での十種競技者だね」との評価をいただいたこともあります。

最後の職場となった設計事務所では、体系だった知識と豊富な経験を買われて構造計算技術者を育成する立場になり、若手の指導にあたりました。また、2010年から愛知産業大学通信教育部の非常勤講師として構造科目の講義も担当しています。指導した後輩や受講生からは『こういう感じで教えてもらいたかった。』とのコメントを多くいただきました。

構造計算ができる技術者がどんどん減少しているという現実がある反面、実務での構造計算に高いハードルを感じている20〜30代が多いことに気付き、「実務に活かせる構造計算を教えること」を自らの使命として生きていく決意をしました。そして、2020年5月に勤めていた設計事務所を退職し、7月に独立開業いたしました。

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構造計算シェルパ
ってなに?

シェルパのイメージ

「構造計算は登山だ。」

あるときそう思ったのです。
頂上(安全である建物)へのアプローチは登山家(設計者)によって様々であること
アプローチの方法は違えど、まず最初に把握すべきは「目指す山(計算対象である建物)がどのくらいの大きさ(平面・立面)か?どのような成り立ち(断面・構造)か?」であること

・・そんな共通点があることに気付きました。

登山に慣れない人が勘と勢いだけで登ろうとすると大変なことになりますから、登山に長けた人の助けが必要です。生業として登山のガイドや荷物運びをする人のことを、「シェルパ」といいます(元々はヒマラヤ登山を案内していたチベット系少数民族のことを指す言葉だそうですね)。

「構造計算という山を登るひとたちのガイド役=シェルパになろう」

そういうわけでわたしは、「構造計算シェルパ」と名乗っているのです。

構造計算シェルパ古宮に直接聞いてみたいことはありませんか?

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