構造計算の学習法:独学の限界を知る

積まれた本

1)本には全ては載ってない

市販されている構造計算の本は、じつに多くの種類があります。

そのなかでも「わかりやすい」と名がついた本を1冊手にとったとします。

実際に自分で載ってる内容に沿い、手を動かしてみました。

でも、「構造計算ができる」と胸を張ることには疑問符が付きます。

書籍の内容だけでは構造計算の全てを吸収することはカンタンではありません。

2)言語(明文)化されないこと

構造計算には「従うべきもの」が定められています。

建築基準法や各種の構造規定などが該当しています。

一方で、構造計算をある程度経験した者同士が持つ「共通理解」が存在します。

この共通理解は「こんなものだよね。」というニュアンスを含んだものです。

言語(明文)化されにくく、感覚的に捉えられています。

この「こんなものだよね。」を独学で学ぶことはカンタンではありません。

3)独学はカンタンでない

独学というのは、自分の持つ時間裁量の自由度が高いです。

いつ始めても止めるのも全て自分次第でコントロールできます。

ですから、取っ掛かりやすいですね。

一方で自由度が高い分、投げ出しやすくなってしまいます。

少しでもワカラナイことがあると手が止まって進まないので「今日はやめた」が起こりやすいですね。

以上のことを考えますと、構造計算を全て独学でマスターしようというのはカンタンでないと言えます。

現在の構造計算は細分化されすぎて、
材料ごとに区分してたり、用途ごとに専門性を持って業務を行ってます。

このことを逆手に取れば、自分が取り組みやすい材料/用途に絞り込んで、

それに必要な知識/ハウツーを教えてもらえれば実務に活かせる構造計算を身につけられます。

私が、現在オンラインで行ってる「実践構造計算マスター講座」(マン・ツー・マン)は、
まさにこのカリキュラムで行ってます。

構造計算を〈本氣〉でマスターしようと思う方で興味ある方はご連絡下さい。


ここまで、「構造計算の学習法」についての記事でした。

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