40代男性・実践構造計算マスター講座受講

「実践構造計算マスター講座」を受講された方にインタビューをしました。

受講を決めた理由は何ですか?

もともと構造に対しては、「なんでこうなるんだろう?」みたいな思いが自分の中にいつもありました。

「なんで梁はその太さなのか?その理由は?」というような、設計図に書いてあることにはその根拠があるんじゃないか・・でもそれが分からないっていうもどかしさを、建築業界に入ってほぼほぼずっと感じていたんですよね。それをいつか自分でも分かるようになりたいという思いは常にどこかにあって、それで今回は色んなタイミングが重なって受講につながった感じですね。コロナの影響とか、色々あるんですけど。知人を通じて古宮さんと知り合えたことで、自分がいままで疑問というか困ってきたことがうまくリンクしてバチッとはまった感じがしたんです。

あとよく建築士持ってると、デザインのことよく言われるんですけど、正直そっちの方って僕はそんなに興味がなくて。もともと文系ではあるんですけど、現場で測量してレベルを見たり、計算したり、数字を紐解いていくっていうのが僕はすごく好きなんで。

古宮の教え方はわかりやすかったですか?

自分がわからないことに対しては言葉だけではなくて、簡単なスケッチを書いてくださるのがすごくわかりやすいです。

手書きで丁寧に綺麗に書いてくれるので、わからないところをまさにピンポイントでズバッと教えてもらえる。教科書を読んでても多分そういうことってないですよね。資格学校のDVD講義とか、ああいうのって多分一方通行だと思うんです。

それから、やはり(zoomで)対面でできたことによって、結構細かく突っ込んで教えてもらえたのがすごく良かったなと思います。

教材(パワーポイント等)やワークに対するご感想は?

一番最初にワークで略図を書くっていうのがありましたよね。そういう易しいところから始まって、だんだん難しく、ときにはぐっと入りこんだ話まで・・それでいて範囲はそんなに広すぎず、できる範囲でできるっていう感じですかね?多分合わせていただいたんでしょうけど、レベルに沿って出してもらえるワークはすごくやりやすかったですね。

あとはフローチャートを簡潔に書かれてたじゃないすか。あれすごくシンプルですよね。やはり教科書とかだと長々と書いてあったり、わからない単語とか出てくるんですけど、そこを平易な言葉でスパンと書いてあるんで、ポイントがわかりやすいですね。

今日はここをやりましょうって言って、他に散らかっていかずにそこだけフォーカスしてやっていただけるんで、そこがすごくわかりやすかったです。

講座を受ける前と後で、ご自身が変わったことは実感できますか?

できますできます。体系的に計算書とはっていうのがざっくり頭に入ってきてますので。やり方のセオリーも教えていただきましたし、こういうふうにやってるんだっていうフローも頭に入りました。

受講期間は長かったですか?短かったですか?

本当あっという間でしたね。できることならもっと続けたいなと。もっといろんなことがあるような気がしたので。

古宮から

まずはこれで一度、得たものをどんどん自分で実践されて、また何か拡張していきたいというときにはまたお尋ねください。それに合わせてカリキュラムは作りますよ。もちろん計算の方もありますし、図面の方に行きたいという話であれば図面の方でも。セットでできるとそれは非常にメリットが高いと思いますよ。パーツでいくと独立看板だけとか、そういうスポット的なものもいろいろできるといいですね。構造計算ができるということによって業務内容の幅がどんどん広がっていきますね!

(※発言の内容は一部編集しています。)