今の勤め先で収入を上げる

異動のイメージ

構造計算をマスターして自分の収入を増やしたいと考えることは
とても健全な考えというのが私見です。

ひとつは環境を変える。
すなわち、転職することで自分の収入を上げていく考えを他の記事でお伝えしました。

今回は、今の勤め先で収入を上げていく方法をお伝えしていきます。

1)勤務先に構造部門がないとき

この場合は、あなたが構造担当になることを自ら買って出ることになります。

構造計算が自信を持って出来ないならば、外部に相談相手を見つけることを勧めます。

相談相手は「教えるのが上手な人」が理想ですね。
そして、全くの無償での相談というのはなかなか成立しないと予想されます。
(相手も自分の仕事がありますので)

そして、構造の仕事に取り組みましょう。
回数を重ねて、実績を出していくのです。

2)勤務先に構造部門があるとき

構造部門があるならば、あなたから構造部門に移動を申し出ましょう。

まずは、自分の任せてもらえる範囲内の業務を確実に行いましょう。
次第に範囲を広げていきましょう。

業務にあたっては自分勝手に進めずに上司/先輩の教えを守っていくのがいいですね。
自分カラーは後から出せます。

1)と2)のどちらの場合でもあなたが行った実績は自分で記録しておいて下さい。

  • 計算書の控え
  • 審査機関へ対応した記録

構造業務についての諸々の記録を自分で何かに残しておきましょう。

これが、あなたの立派な構造計算業務の実績となります。

業務の実績が積み重なってきた時に報酬を査定する人と話し合いが出来るといいですね。

話し合いのときには自分の実績をきちんと示しましょう。

そうすれば、相手も全く認めないわけにはいかないでしょう。

もしも、認めていただけないならば・・・
その環境に留まるのを見直す時期に差し掛かってると思って良いです。

次の活躍の場に移ることを考えてみましょう。