構造計算への思い込み(1):学歴について

学歴のイメージ

1)学歴の高低?

構造計算を習得するに当ってのよく耳にするセリフです。
それは「私は、学歴が高くないから。」というです。

ですが、学歴の高低と構造計算の出来/不出来は因果関係ありません。
学歴が原因で構造計算の出来/不出来が決まるということはないということです。

構造計算が出来るようになるのはやり方を知って、それを確実に守って行うことです。
そのやり方を知る/知らないで出来る/出来ないが分かれます。

2)同じ学歴でも?

例えば、大学を卒業したとなるとその大学の受験での偏差値ランキングがあります。
それで知らずのうち自分自身を勝手にラベリングしてたりしませんか?。

偏差値ランキングも構造計算の出来/不出来に因果関係がありません。

東大出た人全員が構造計算を出来るようになっていないことからも
因果関係が無いことは実証されていますよね。

私達が自分勝手にラベリングして引け目を感じていたりしませんか。

3)時にはジャマになる

学歴が高いことは素晴らしいです。
しかし、時にはそれがジャマをしていることがあります。

ある先輩技術者が
「なまじ大学とか出てると素直さに欠けるので物事の習得にはジャマになる。」
と話してたのを思い出しました。

全てが当てはまるとは思わないですが、ある一面はうなずけます。

私自身が今まで構造計算の実務に身を置いてきて、あらためて感じるのは
「学歴の高低と因果関係なし。」ということです。

何回も繰り返しお伝えしてますが「構造計算はカンタン(シンプル)」です。

構造計算にはシンプルなルールがあります。
そのルールを確実に実行していくことで構造計算が出来る様になります。

もしも、あなたが学歴を気にして構造計算へのハードルが高いと感じているならば、
〈全く心配ないです〉と私が太鼓判を押しますよ。