構造計算への思い込み(6):性格/性分
1)コツコツやれない性分
コツコツやっていくことを苦手とする方は少なくないでしょう。
私自身もその中の一人だと認識してます。
構造計算は何か黙々と取り組む印象を持たれている方が多いようです。
コツコツやれる性分でないと向いてないという先入観を持ってたりしますか?。
じつは構造計算はコツコツやれなくても出来ます。
区切りの良い段階まで行ったら一旦作業を止めても良いでしょう。
そして、気分転換してから再度行えば良いのです。
2)飽きっぽい性格
一つの作業を集中してできないと悩む人もいたりします。
実は私自身は飽きやすい性格だと自認しています。
飽きっぽい性格なので、次から次へとアレコレ試してみたくなるようです。
こういう性格の人は構造計算に向いていないと思われますか?。
ですが、私自身は構造計算を実務で20年以上も取り組んでいます。
飽きずに日々仕事として向き合えているのは、構造計算の仕事が実は多様であるからです。
飽きっぽい性格が良くないと思わずその性格を利用して行きませんか。
3)一つのことが氣掛かり
構造計算を学び始めると応力計算の段階で材料のことが氣になってしまった。
そうなると材料について知らないと自分の氣持ちがスッキリしない。
材料について調べだしたら、いつの間にか時間が過ぎていった。
構造計算を実務で行ってもよくあることですね。
一つのことが氣になるのは良いことだと思ってください。
納得するまで調べてみましょう。
構造計算を全く経験してない人が構造計算へ抱くイメージには、多くの思い込みがあります。
その思い込みが良くない方向へ作用していくと、構造計算を習得することを妨げることへ繋がります。
構造計算を行うのに性格/性分は因果関係にはありません。
相関関係は何かしらあるのかもしれませんね。
「〇〇な性格だから。」とか「△△な性分なので。」という言葉でくくってしまい
構造計算をマスターすることを諦めるのは、とてもモッタイナイことだと思います。
ここまで、「構造計算への思い込み」について書いてみました。
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