構造計算書には何を書くのか?
構造計算書を作ることに慣れていない時期には
「何を書けば良いのかわからない。」と思ったりするものです。
構造計算なので計算式を書くことは当たり前ですよね。
それでは、計算式だけ書いてあれば構造計算書と呼べるのか、、、?
というと、そうでもありません。
では、何を書けばよいのでしょうか?。
ひと言で言い表すと〈後から振り返った時でも疑問が出ない〉ような内容にしておけばよいのです。
疑問が出ないようにするとは
- 「設定した計算条件の根拠」
- 「引用した基準書」
- 「規定されてる法律」
などを記載しておくことです。
それと、上の3つ以外にも
部材のモデルや作用する力を図にして表したり
計算式の説明文を入れたりするのも有効です。
構造計算書を作った後で誰かが目を通した時に
「!、なるほどね。」
と言ってもらえるような内容が盛り込んであれば
〈良い構造計算書〉だと思われるでしょう。